今日は久々の盛りだくさん松浪先生回でしたね!
りんの初恋の人、松浪毅との14年ぶりの思わぬ再会でした。
編集長:お知り合いだったんですか?
松浪先生:はい。ずっと以前から
おりんさん、元気そうですね。
おりん:わたし・・・なんだかまだ夢を見ているみたいで・・・
(バーナード博士に英語で)私、まだ夢を見ているようです。
博士:私はあなたの夢を運んで来たのですね。
おりん:Really.I don’t know what to say. Thank you very much.
松浪先生:おりんさん、随分英語が上達しましたね。
おりん:一番はじめに先生に鍛えていただいたからです。
松浪先生:そうか・・・君は新聞記者になったんだ。いい仕事を選びましたね。
弘が傍らに立っている。
おりん:弘、こちらへいらっしゃい。
編集長お許しください。またルビ付きで参りました。
編集長:ほお、今日は坊や。
おりん:長男の弘です。ごあいさつして
弘:こんにちは!
編集長:はい、こんにちは
松浪先生:そうか、君がおりんさんの息子さんか。おいで
こんにちは
弘:こんにちは
弘を抱きあげる松浪先生
松浪先生:ああ・・・私も随分日本を離れていたものだ。
おりんさん、あなたがこんなに幸せそうで本当によかった
編集員:お話中失礼します。編集長、ぜひお会いしたいという方が来てますが。
編集長:竹山新太郎・・知らんな。用件は?
編集員:編集長に直接会って話したいと。私には話せないそうで
編集長:じゃそっちで会おう。ちょっと客に会ってきます。失礼します。
おりんさん、お相手を頼みます。
おりん:はい
竹山が入り込んでくる。以前の戦争の記事にケチをつけたのはアンタかい?といきなり編集長を押し倒し、殴りかかる。
見ていた松浪先生が男の前に立ち、殴りかかってきたところを取り押さえる。
松浪先生:どうしますか?
編集長:こんなんザコですよ。放してやってもらってもかまわない
編集員:いやダメです!こいつを放してやったら新聞社がテロを許したことになります。
編集員に男を引き渡す松浪先生。編集員2人で警察に連れていきますと男をしょっぴいて行く
編集長:どうも、ありがとうございました。お見事な腕で、何か武術をおやりですね?
松浪先生:いや、余計な手出しをしてしまったようで。お怪我がなくて何よりでした。
編集長:ありがとうございました。
恐怖で弘を抱きかかえたままのおりん。
松浪先生:弘君、もう大丈夫だ。お母さんがちゃんと守ってくれたから怖くなかったよね?
よしよしよしよし。よかった。
弘次郎のコーヒー店に来ている松浪先生。
弘次郎:(コーヒーを提供しながら)あの頃は、私も八十が大嫌いで、おりんが私の言うことよりも先生の言うことをよく聞くのが腹立たしかったものです。
松浪先生:あの頃は私も若くて、キリスト教伝道のために気負い立っていましたから。
弘次郎:日本にはいつまでご滞在ですか?
松浪先生:明後日博士と一緒にアメリカへ向かって横浜から発ちます。
おりん:じゃ、明日一日しか?
松浪先生:私はもう少しゆっくりしたいんですが、博士の予定もありますから。
おりん:そうだわ、先生、もし明日お時間があったら私の家へいらっしゃいませんか?母や祖父も喜ぶと思いますし、それに、そうだわ!鶴次先生も
松浪先生:鶴次君が?東京に?
おりん:ええ。小石川の教会にいらっしゃるんです。
松浪先生:ああそう。鶴次君が・・・
弘次郎:ご無理でなければ是非
松浪先生:では明日の昼にでも。
おりん:うれしい!私明日ホテルへお迎えにあがります。
松浪先生:新聞社のほうは?
おりん:先生のことや、先生のお話を記事にしますから、これも仕事のうちです。
松浪先生:なんだ、ちゃっかりしてるんだ。
笑い合う二人
松浪先生:(時計を見て)もうそろそろ博士との約束の時間ですから。
弘次郎:明日お待ちしております。
松浪先生:何分よろしく。大変ご馳走になりました。久しぶりに美味しいコーヒーをご馳走になりました。
おりん:送っていきます。
松浪先生:いや、結構。
弘次郎:お送りしなさい。弘は見ているから。
(二人で歩いていて立ち止まり振り向く松浪先生)
もうここで。君に会えたことを神に感謝しています。こんなに立派になった君に。
立派なんかじゃないんです。あたしちっとも立派なんかじゃないんです。
私、ダメな母親なんです。自分の子供の心を見てやれない情けない母親なんです。
おりんさん
弘は学校に行ってくれません。いくら理由を聞いても心を閉ざして答えてくれないんです。
あれは、自分のことを忘れていた母親への精一杯の抗議なんです。あの子はああして私に抗議してるんです。あたしは子供よりも自分の仕事ばっかりを大事にした悪い母親なんです。
そんなことはない。あなたはいいお母さんだ。
(首を振るおりん)
今日のあの騒ぎの中で、君は何よりも真っ先に弘君を抱いて守ってあげましたね。
あの時、君にとって一番大事なものは弘君以外何もなかったはずです。他のことはどうでもよかった。そうじゃなかったのかな?
・・・・・
あの君の姿を見て、昔君が僕をかばって石を投げる男たちの前に立ちはだかってくれたあの時のことを思い出しました。
弘君は、あなたの腕の中でどんなにか心強かったことか。あなたはいいお母さんです。
先生・・・
何も心配することはありません。弘君はきっとお母さんの心を分かってくれるに違いない。
母親であることにもっと自信を持って見守ってあげてください。
(松浪先生を見つめ軽くうなずくおりん)
うん。明日の事楽しみにしてます。皆さんと、あなたをこんなに素晴らしいお母さんにしたご主人にお目にかかれることを。
先生・・・
それじゃ(前を向き歩き出す)
先生
(立ち止まり振り向く松浪先生)
ありがとうございました。
(少しほほ笑み、去っていく)
全国の松浪先生ファン(笑)にとってみれば、もう目が😻になるようなばかりの松浪先生のステキさを味わうことができた回でしたね。
ああやって、何も抵抗できない編集長の前に立ちはだかって、ひとひねりで取り押さえたり、女学生の頃と変わらずダメダメダメと全否定しているりんの心を慰め、自信を与えたり。
若い頃の松浪先生もそうでしたが、少女漫画に出てくるカッコイイ男性をそのまま実写化したような。
そして、それを違和感なく受け入れられることができるというのは、
もうこれはジュリーだからこそ!みたいなね。
今の沢田さんも見てるだろうな。
どんなこと思いながら、松浪先生を見てるんだろうとか思ってしまいました。
ところで、前回には意識しておりませんでしたが、
松浪先生、メイクなの?
異様にガングロなんですけど😅
年とったらガングロになる???んなわけないだろーとか
思いましたが、
どうやら、撮影があのJALの撮影後だったみたいですね。
そりゃ、あんなガングロになるわ😅
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