久々の看取り

日々介護
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仕事場では、2ユニット20人の利用者さんを見ているのですが
昨年の9月からお亡くなりになられる方はなく、お元気に過ごされておられて。
そんな中、お一人が(認知症を患っておられる)本当にゆるやかにご飯を食べられなくなっていって
食べられないと、点滴を開始されるので、しばらく点滴して
90代ということもあり、やがて血管が脆くなり点滴もできず
まったく摂取することもできなくなって今日で丸5日間くらいでしょうか
バイタル的に今夜が山というところで…

食事を食べられないというのは、認知症の方の最期って、「食べ物を食べ物として認識」できず
こちらが箸なりスプーンなりで口の中にいれようとしても「異物」として受け取って拒否があるんですよね。
そして、たとえある程度のゼリー状の水分を口に含んだとしても、「嚥下する」ということができないので戻してしまう。

そういう過程を、この方の人生の最期を見届けるということができるのも
この職業をさせてもらってるからこそかもしれません。
私にとっては、父の最期を見届けるということがほぼできなかったので、その分関わらせてもらいたいという気持ちがどこかしらあるのかなと。


こうなると、今22時前なんですが、夜勤の方がドキドキですよね…

20人1人で見ている中で、もし…ってなったら

私なら、「なんとか生きて朝を迎えて💦」って祈りながらやると思いますわ。。

<追記>

その後、午前2時頃にお亡くなりになられました。
(家からでも記録は見れるのですが)
夜勤当事者、ケアマネさん、看護師さん、施設長、医師、そしてご家族。
真夜中にいろいろ動かないといけないので、こういう時本当に大変やと思います><

その利用者さんの、最終的なバイタルは38.6だったので
最期の最期まで体は自身のエネルギーを燃やしてなんとか心臓を動かしたり呼吸をうながしてたんでしょうね。

認知症だったので、会話としてのコミュニケーションは通じなかったのですが
暴力的な行為はなく、いつも手をたたいて拝んでおられたりして穏やかなおばあちゃんでした。


記録としてこちらに。

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