認知症公表

日々介護
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先日亡くなられた利用者さんの後、
いつもなら数日空いて(その間ショートの利用があることも)新しい利用者さんが入所されることが多かったのですが

なんと離設された6時間後に入所ww

ちゅう、倫理的にちょっと…という我が施設💦

つまり、ショートステイを定期的に利用されていた方が、空いたら長期にという希望を(ご家族が)お持ちになられていて、そのまま横滑り的に長期利用になったという…

その方は、老人あるある

頻尿

なので💦

夜間も1時間に1回は起きてポータブルで排泄。
自力でできたら良いですが、立位時に不安定さがあり、たまに見守りが必要ちゅうことで
亡くなられた方が、自己主張的なこともなく、こちらのタイミングで介助できる方だったので
特に夜勤者さんの大変さがアップ💦

日中でも、声を上げることなくいきなり立ち上がってトイレに行こうとされるので
見守りが欠かせません…

なので今はこちらの負担を減らすためにも、自力で安全に排泄できるように
センサーの位置や、歩行器の位置などを検討中…

介護職って、そういうことの繰り返しなんですよね。。

そういう中、歌手の橋幸夫さんが「アルツハイマー型認知症」を公表されて
この職業してなかったら、ふーん程度だったかもしれませんが、
普段同認知症の方々のお世話をしている身としては、
なんかすごいリアルに受け止めていて。

沢田さんも歌手だし、少し上ですけど同年代ちゃ同年代やしね。

周囲のサポートを受けながら、歌手活動は続けられるということで
もちろんできる限りはご本人の意志を尊重して長く歌ってもらえたらと思いますが、

私の感覚的には長くは無理だけれども、少しの間ならそれは可能かなと。
わかりませんが…

わかりません、ちゅうのはこの病気って

進行具合個人差が激しい

のが特徴の一つで。

介助させてもらってる中で、いわゆる「五体満足でアルツハイマー認知症」の方が2人いらっしゃるのですが、(車椅子なく杖なしで歩ける状態)
私が就職して約2年、
お一人はほとんどADL的に変わらず過ごしている
お一人は進行が早く、入所当時はしょっ中立って歩きまわっていたのに今では歩けるけれども、自力歩行が難しくなり、体を支えながらでないと転倒してしまうレベルだし、食事も介助しないと食べ物が認識できず摂取が日々難しくなっている状態

ということで、本当に個人差やなと見せつけられている最中で
橋さんはどうなんだろう?という。

ただ、一つの希望は
その後者の方でも心に響く音楽が流れれば、時折その歌に合わせて歌われることがあって
橋さんもある程度の期間、音楽が流れている間は昔の自分に戻って歌うことは可能なんじゃないかと思っています。

そして、せっかくの機会って言うのが、言い方がどうかわかりませんが

認知症への理解を深めてほしい

ちゅうね。

なんてったって、高齢者の5人に1人が認知症というフェーズに入ってきているわけですから
もちろん介護に携わっている方も、今の所縁のない方も知識を深めてほしいと思うわけで。

これから橋さんが人生の終末期をどのように辿っていかれるのか
気にさせていただこうかなと思います。
みんな人ごとじゃないからね。

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