2012年のJULIE語録③

JULIE
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2012.10.3 帝国ホテル東京

わたしが行かせていただいてから初めて秋に開催されたトークショーでした。

(新聞のこと)
父親が京都新聞と全国紙をとっていた影響で、地方紙と全国紙をとっている。読む順番も地方紙→全国紙やと面白くないので、全国紙を読んでから地方紙を読む。(ちなみに日経新聞は「読んでもすぐ見終わる」新聞だそう。株や投資はやらないし経済には興味がないからだとか)
セリフとか歌詞を覚えるのに忙しい際は、新聞は見ずにためといて、後で読むけどテレビとかで知っているニュースもあるからその時はナナメ読みみたいになる。新聞は中毒というよりもクセ。

居酒屋とかバーで読書する人おるけど、あれは嫌。家で読んでほしい

(振り込め詐欺のこと)
世の中で騙せると思っている人が多い国はつまらない。人を騙すことはできないと思っている人が多い国は楽しい国

(マスコミのこと)
マスコミの人なんか毎日大変。毎日何か伝えないといけないから。
たとえば内閣改造だって、他社の記者同士で打ち合わせをしないといけない。独自性なんて発揮しとったら、それが合ってたらいいけど、間違っていたら怒られるのイヤだから、結局どの新聞も同じ顔ぶれになる。もう遅いけど
(笑)わたしが記者になっていたら絶対独自性を発揮している。
ひとつの事件にどのマスコミもよってたかって、同じように一面にしたりして、そうすることでバッシングにつながったらアカンやん。親が子を虐待したとか、盗撮しただとか、そんなアホなこと書かなくてエエやん。どの新聞も一面が政治を扱うのではなくて、「鼻の形がハート型の赤ちゃん」とか楽しいことを一面にするところがあってもいい。

(政治に頼らない)
政治に頼らず、ひとりで生きていくわけやないけど周りにも頼らず、日々を黙々とやっていったら、それがひいては国のためになる。何かあっても、国や政治のせいにしないでやっていたらやがて知恵がつく。政治家に頼っていたらシアワセになんかなれない

(「人々に勇気を与え・・・」的に言う人は嫌)
わかってない人が多すぎる。「全身全霊で頑張ります」でエエやん

(政治家と芸能人は出たがり)
芸能人で葬式の時、必ず出ていく(マスコミの取材を受ける)人がいるけど、自分は「あの人には生前僕のことを誉めてくれました」とか、自分に嘘ついて言えないし、マイク向けられても喋る必要はない。出たがりの人は、心のどこかに人から好かれたい、嫌われたくないという気持ちがある。「世の中の人から嫌われたっていい」そういう想いさえあれば、シアワセに暮らせる。世の中いろんな人がいていいの、ボクみたいな人がいないと出たがりの人がひきたたない(笑)嘘八百言おうとしたらいくらでも言えるけど言うとしんどいだけ

(スマホは「浮遊感」が嫌)

(歳をとると知恵を授かる)
モノがひとつ分かっていくと年をとっていく、年をとることで、知恵を授かるようになっている

(カッコ悪くてもいい)
最近とても好きなコマーシャルがあって、
家でダラダラしている父親
ある日その父親の働いている姿を見たと。その父親はバリバリに働いているんじゃなくって、謝り倒している姿で。
家に帰ってきて、「カッコ悪い姿を見せてすまんな」という父親に「お父さんカッコ良かったよ」という娘
それを見るたびにウルウルくる
😢

仕事というのはそういうもの。ハツラツと元気に楽勝!なんてウソやから。
あられもなくなってしまった時に、人間の真価が発揮される。人生誰だってカッコ良く終われるて思ってないでしょう。
それでいいんだから

ボクたちの人生の華なんて完全に過去のものですから。これからはちいちゃなちいちゃな喜びをシアワセに感じる年齢ですからね
65とか過ぎて「まだまだ若いもんには負けんぞ!」なんていうている人は苦労してない。苦労していたら、カッコよくなんて思わず楽に生きたいて思うもの。カッコいいようにしようと思ったらよっぽど無理しないとできない

(家内制手工業の沢田商店)
正月コンサートやって、音楽劇やって、ゴールデンウィークの頃にはトークショーやって、
それからレコーディングやって・・・これもレコード会社があるんじゃなく全部自分の力でやって、いわゆる「家内制手工業の沢田商店」という形で続けている。
テレビに出なくても、週刊誌の表紙を飾らなくてもたまに新聞の取材受けるくらいで、毎年続けていってます

来年は65、70まではやれると思うけれど、65越えたらロクに喋れなくなると思う。
皆さまも歩調を合わせてそのフニャフニャ(喋れない状況)を理解しないといけない。
歌うほうも、そのうちじっとして歌うようにもなるやろうし

JULIE
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