北野天満宮参拝後訪れました。3度目の訪問です。
アクセス
TEL 075-461-4450
【市バス】「衣笠校前」下車 徒歩約3分
「北野白梅町」下車 徒歩約7分
またこのように北野天満宮を参拝後、東門から出て平野神社に向かうのもお勧めです。このルートですとちょうど平野神社の正面鳥居から境内に入ることができます。
参拝所要時間
約20分
桜の季節だともっと長く滞在できそうですね
御祭神
御本殿の向かって右側(北側)より一柱ずつ祀られています
- 第一殿 今木皇大神(いまきすめのおおかみ)
主神であり活力生成の神 - 第二殿 久度大神(くどのおおかみ)
衣食住の生活安泰の神 - 第三殿 古開大神(ふるあきのおおかみ)
邪気を振り開(晴)く平安の神 - 第四殿 比売大神(ひめのおおかみ)
生産力の神
御由緒
奈良時代末期の元暦元年(782)の書物から、この頃は今木皇大神が平城京の内宮に奉斎されていたとあります。その後桓武天皇により延暦13年(794)、平安遷都と同時に現在地に奉還されました。その後他三柱が祀られました。
奈良時代末期より「臣籍降下」の制度ができ皇族であった人々が「姓」を持つようになり、その人々の氏神様として崇敬されました。(源氏、平氏などですね)
また、桜の名所として江戸時代には「平野の夜桜」と呼ばれ全国に知られ、特に珍種が多く現在も約50種400本の桜が植栽されています。
境内
東神門
境内全体見ごろはまだ先でしたが、春になると神社の桜の時期であることを告げる門横の魁桜は5分~7分くらいの咲でした(2020.3.17)
ご神木の楠の大木と「すえひろがね」
「すえひろがね」は日本最大級の餅鉄(べいてつ)で、重さ約200キロ、鉄分は70%もあるそう。授与所にて「授かる守」を授与していただいた後、このすえひろがねにくっつけることで霊石の力を分けていただくことができます。
末社
春日社、住吉神社、蛭子(ヒルコ)社、鈿女(うづめ)社、八幡神社
- 春日大神・・・藤原氏の氏神。奈良春日社の分祀
- 住吉大神・・・和歌の神様。又除災招福、寿命長久、商売繁盛の神様として古来より崇められています
- 蛭子大神・・・水子(みづご)守護。イザナギ・イザナミ様のお子様ではありますが、「水蛭子として御子の数には入り給わず」(古事記)とあるので、世にいう水子です
- 鈿女大神・・・天の岩戸において岩戸に御隠れになられたアマテラス様を踊ることで再び外の世界に出ていただこうと尽力されました。芸能の神様です
出世導引稲荷神社
大鳥居の参道横にありますお稲荷さんです
猿田彦神社
お稲荷さんの右にあります猿田彦大神・・・天狗さんですね
台風被害
平成30年台風21号時(関空へ渡る橋にタンカーがぶっかった時ですね)平野神社も拝殿が倒壊したり、桜が倒木したりなどの甚大な被害を受けられました。境内には寄付をされた方々のお名前が入っているちょうちんが並んでいました。囲いはされていますが、まだまだ修復には時間を要するみたいですね。
御朱印
東神門横の社務所にて授与していただけます。
授与時間は9時~5時
初穂料500円です。常駐されているようではないので、受付前のベルを鳴らす形です。すぐ目の前で書いていただきました。
参拝後記
平野神社へは桜の撮影で二度ほど参拝させていただいてます。その時はまだ台風被害の前だったので、当時ニュースで知って心を痛めましたが、被害後初めて参拝させていただいて、境内の印象が当たり前ですが変わってしまったのと、拝殿復興まではまだまだ時間がかかる感じでしたね。桜の木も倒壊してしまい、やはり以前よりは少なくなった印象ですが、桜の時期はとても華やかになるのでお勧めの神社です。間もなく境内の桜が一斉に咲く時期ですが都合がつけば訪れてみたいと思いました。今回は桜の時期は静かにお参りが難しいかと思い時期をはずしての訪問となりました。
公式サイト
平野神社
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