「ジュリー三昧」では少しだけ謹慎中の話を。
この時に作った曲たちがこのアルバムに使用されたのでしょうか。
続いて76年に発表したアルバム「チャコール・グレイの肖像」というのがね、これが久世光彦さんの企画・構成、プロデュースですね。
もうすごいですよメンバーが・・・
ちょっとご紹介しましょうかね。
いろんな人が曲を書いてくれてるんですよ。
桃井かおりさんとかね。詞ですね。
あっ、曲は全部自分ですよ(今気づくw)
忘れてた(笑)
自分が全部曲を書いて、詞は小谷夏っていうのは久世さんのペンネームなんですね。
で、阿木燿子さん、藤公之介さん、桃井かおりさん、荒木一郎さん。
自分で詞を書いたのもあるし、松本隆さん。
松本隆さんとはご縁がなくてね、一曲「ミア・モール・エレ」って曲があるんですけどそれが日の目を見ないまま終わっちゃったっていうのがあって、このアルバムの中では「影絵」という曲が松本隆さんとは唯一の曲なんですが。
あと岸部修三さんも、おさみさんも一曲書いてくれてますね。
これはもうやっぱりこの中では、ちょうどこの時は謹慎している時にね、
謹慎中に曲をいっぱい作りましたね。
で、テレビを毎日見てましたね。
で、テレビの音楽番組を毎日見て、「僕だったらこういう売り方はしないな」とかね。
人のフリ見て我が身を直すみたいなことを
作戦を練ってましたね。
今度出て行くときは起死回生でなければならない。てなことをね。
でもね、「次出て行くときはどういう衣装で出ていくんだろう?」って思った時にやっぱり久世さんも考えてくれてて、「真っ白な服を着て出てこい!」てなことでね、やった覚えがありますが。
76年の「チャコール・グレイの肖像」の中ではやっぱりこの曲だろうなあ。
この曲は僕と久世さんのコンビではやっぱり秀逸でしょ。
それでは聴いていただきます。
「コバルトの季節の中で」
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