1回目は、初日に行き、2回目は11日に健康診断があったので、その帰りに行き、3回目は送り火も見届けての翌日で。
私は映画は映画館で過去ほとんど観たことない人間なのでw上映のシステムがどうなっているのか分からなかったんですが、どうやら前週の客入りに合わせて収容人数を変えたり、放映回数を変えたりしているのかなと。
家からバスで行ける範囲で3つあるんですけど、どこも減らされてましたね。スクリーンも小さな所になってたり、それでも調べた結果、一つがなぜかむしろ前回よりもスクリーンが大きなところで観れそうなので、2回目と同じ所に。
ゆったり観れたのはよかったんですが、120席弱のところに20人程度、もしかしたら早めに終わってしまうか、1日1回上映になるのも近いのか。こんなことを考えたら、これ以上の大きなスクリーンで観ることはないかもしれない、ということを思いながら鑑賞させていただきました。
もうこのころになると、いろんな方がいろんな感想を述べられていて、
もちろん私なりの感想はあるのですが、
LIVEの感想ならともかく、あまりにも制限された状況下で創られたものなので、ケチをつける的な事はあまり残したくないですしね(ケチがあるんかいみたいな💦)
いやいや、ストーリーがどうではなくて、私が過去観たことのある映像から勝手にイメージしている昔の撮影所の雰囲気というか、映画界の雰囲気となあ、、、的な。
いやいや、私の勝手な撮影所イメージは大映とか日活なので、松竹はまた違う感じかもしれないし、なんたって生き証人であられる山田監督が創り上げられておられるのだから、松竹はこんな感じだったんだとこれまた勝手に納得する感じでしょうか。
沢田さんに対しては、これはもうファンとしては仕方ないことなんでしょうが、
ただただ、この映画にご縁があってよかったですね、と。
スクリーンに大きく映るゴウさんを観るたびにそう思うわけ。
今回も淑子さんの昔の写真を二人で眺めるシーンでそれを想って泣いてしまいました。。
この役、難しかったと思うもの。
ちょっとした表情の細かい変化も細かく演技指導がなされたんだろうなと。
志村さんと重なるか件は、
3回観ても、沢田さん演じるゴウからは志村さんはまったく感じられませんでした。
これだけは、本当にそう思ったからどうしようもないw
酒とギャンブルでどうしようもない人間だから、
いくらでもどうしようもなくできたんだろうけど、
山田監督はきっとそこまで堕ちた状態には敢えてしなかったんだろうなと、
例えば帽子や靴はボロボロなんだけれども、上着以外服は小綺麗な状態ですしね。
ちゃんと淑子さんやテラシンさんの愛情の元に生かされているというか。
そういう「優しさ」を感じる点は、寅さんにも通じるところがあるなあと思いました。
約10日間で3回観たので、しばらくは行かないかな、いやまた行くかな~
次回は未定です。
帰ってきて、私の一番カワイイと思ったゴウさんのシーン描いてみましたw
上映前にスクリーン前に連れ出されて、テラシンさんに両腕を上げられる瞬間
目がこうなっているのは、目を固くつぶって喜びを表しておられたから。
私の画力ではこれが限界ということでw
あと、お気に入りは、ちゃんとした写真屋さんに撮られているだろうシーンね。
台本の表紙をこちらに見せながらと、ガッツポーズをしている2ショット。
やりました!という表情だけど、かしこまっている感じというか。
意外と沢田さんのああいう表情は観たことがないような気がしますw
で、ちょっとした、というか偶然過ぎる発見をされた方がおられて、
ツイッター元が分からなくなったので、その方が上げられたであろう動画。
キネマの神様を観るにあたって、「花も嵐も寅次郎」をご覧になられていて、
このおばちゃんの寅さんのために買ってこられた服を見てピーンときたらしいです。
キネマの神様の予告の菅田さんの服装が頭に残っておられたんでしょうね。
松竹の衣装部さんの持ちがスゴイなあと、思ったのと同時に、
???考えてみたら、昔のゴウさんの撮影の時は、志村さんが当然現在のゴウという状況なので、
これメチャメチャ偶然なんじゃない!
という、こんなところでも奇跡が起こっていたというね。。
これだけじゃないもんね、
そもそも沢田さんの出演交渉というのも、おそらくすんなりできたのは、
プロデュースの房さんのパートナーさんが千絵さんで、そのお父さんは沢田さんの元マネージャーだったということもあったようですし。
いろんな縁を感じらせてもらえる映画なんですよね。
こういうことまで考えると。
ちなみに、キネマの神様とは関係ありませんが、「花も嵐も寅次郎」で、クライマックスのデートシーンで三郎さんが着ているセーターが、後日螢子さんが着ているという、これも以前ツイッターで知りましたw(同じ服を着まわすとかリアル過ぎてスミマセン💦
後の作品にもこのセーター誰かが着ているシーンがありましたし(誰か忘れましたが)
こうやって当時使われていたいろんな小道具を大事にされているのでしょうね。
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