志村けんさんの四十九日に合わせられたのでしょう。
主演を務められるはずであった松竹映画「キネマの神様」の代役として、沢田研二さんが務められることになったと発表がありました。
各紙に報道され、読売新聞には全面広告として掲載されていますね。
あなたがいたから
私でいられた
人と人がつながれない
そんな今だから
あなたのことを 思います
私はただただ家でじっとしている間、Youtubeで志村さんの過去のコントをよく見ています。下ネタも多いですが(笑)改めて志村さんの職人魂、年齢性別を越えてどんな人でも笑わせてくださったその偉大さに感心させていただいてました。
訃報を知った時、70歳になり、初めての俳優としての大仕事、この映画の主役をされることを楽しみにしていた矢先であったと知りました。その無念さも天から伝わってくるような気持となりました。
しかし、その自分の代わりを沢田研二さんが引き受けてもらう運びとなり、志村さんもきっと喜んでいるに違いないと確信しています。
志村さんと沢田さんとの関係はもう長くて、志村さんがドリフターズの付き人から一時期離れてマックボンボンというコンビで活動している頃、沢田さんのコンサートの前座をやったことがある頃からのお付き合い。その後も全員集合や大爆笑などで息のあったコントを繰り広げておられましたね。ラジオ番組や、沢田さんの音楽劇にも沢田さんのリクエストで志村さんが出演されたのだとか。お二人共お互いのことを尊敬し合っておられました。
代役のキャスティングを模索する中で、昭和のスターらしい骨太なたたずまいを持ち、志村さんとのゆかりも深い沢田にバトンが移った。プレッシャーのかかる役柄だが、オファーを受けた沢田は即決。「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」とコメントした。
デイリースポーツ記事より
これは本当に適役だと思います。
コメディアンと歌手。おやりになる仕事は違いますが、そこに対する姿勢がまさに「職人」であるということ。志村さんは生涯をかけて「お笑い」の本質を追求され、沢田さんも世に媚びることなく「歌い続ける」という姿勢を貫かれております。似ておられるんですよね。根の部分が。そこに気づいていただけたであろう、山田組の皆様にただただ感謝を申し上げたいですし、引き受けてくださった沢田さんにももちろん感謝いたします。
コロナで世の中が混乱しています。
だからこそ踏ん張らないといけない、
踏ん張った先には明るい未来が待っている。
そのポジティブな優しい気持ちにみんながなれますように😊
これまでも幾度となく歌の力で、ファンを支えてくれた沢田研二さんの出番ですね!久々のスクリーンの登場にファンならずとも皆さん期待しておられます。
順調に撮影がなされ、公開されますよう日々祈っています。
この広告に携われた森本千絵さんのお父様はかつて沢田さんが全盛期時のマネージャーであり、今回のこの映画のプロデューサーさんの奥様でもあられます。
きっといい映画になりますね!
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