初めての利用者さんの●

日々介護
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6月から働き始めて、2人目の利用者さんのお亡くなりだったんですが
1人目は、ずっと入所されて入院されて私が働き始めて間もなく施設に看取りということで戻ってこられた利用者さんだったので、あまりかかわりがなかったんですよね。
で、2人目の方は元気、、、ではないにしても車椅子に座られてご飯も食べていた所から知っているので、徐々に徐々に衰弱されていかれて、
亡くなる一週間前くらいから食べられなくなるってどこかで聞いたことがあるのですが、振り返って思うと本当で、
血管が細くなり点滴も受け入れられない状態でしたし、食べられなくなって、呼吸も過呼吸気味になってきて、意識レベルも低下していって、最後は下顎呼吸で、血圧も下がり、チアノーゼも広がり・・・いわゆる老衰ですね。
そういう流れを初めて目の当たりにさせてもらって。

でも感想としてはあっけないなあって。
土曜日で人が少ない(うちの施設は土日祝が人が少なめ)というのもあったのですが、
亡くなられても、他の利用者さんに対しては普通に接さないといけないので、他のことをやっているうちに、いつの間にか家族が来られていつの間にか葬儀社さんが来られていつの間にかいなくなっているみたいな。
ちなみに、人がいればほぼ全員でお見送りしています。

それはわかっているのですが、やっぱり関りがあった利用者さんだっただけに、最後はお見送りしたかったなという。のがありますね。
それでも、最後のほうまで自力摂取できて、ある程度自分の意志も訴えながら、それなりに生活ができて老衰で亡くなるというのは理想に近い亡くなり方かもしれません。
一方では経管栄養(胃ろう)で、ただただ生きているという方もおられます。
そういう人は面会に滅多にというか、来られたことないですね・・・会わなくても別に反応があるわけではないからという感じなのでしょうか。

いろんな人生の最後の時間を見させてもらっている毎日です。

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