伝道集会場にお弁当を届けに来たおりんちゃん。竹とんぼを製作している松浪先生
ああ、いらっしゃい
鶴次先生のおばちゃんからお弁当を預かってきました
ああ、それはどうもありがとう。千代さんわざわざ弁当を作ってくれたんだ。面倒をかけてしまったな
今夜これからここで伝道するのかい?
そう。鶴次君の代わりにね
なして夜に?
今日は午後からしんでんの方を回って女学生の募集をするのでね
女学生?
仙台の東北女学校のことを説明して、入学して勉強したい人を募るんだが、八十の女学校というだけで顔をそむける人が多くてね。分かってもらうまでに時間がかかるんだよ
あのぉ・・東北女学校つうところはどない人が入れるんですか?
入りたい人は試験を受けて通れば誰でも入れる
誰でも?
ただ本当に勉強したい人でないと入ってからついていけないかもしれないな。外国の先生は勉強に厳しいからね
あのぉ女学校ではどんなことを勉強するんだべか?
大勢の人と会ってたくさん話を聞いてそしてたくさん本を読んで自分の知らなかった広い世界を知る。そういう勉強をするんです。わたしたちは知らないことがいっぱいある。それを知らなくても生きていくことはできる。しかしそれを知ることでわたしたちはもっと心豊かな充実した人生を送ることができる。政治や経済のことだって男だけのものじゃない。女もそれを知ることでわたしたちの国の文化は進む。何事も男に考えてもらうのではなく自分で考えて自分で行動する。そういう女性になるために勉強するんです
(松浪先生の言葉に聞き惚れるおりん💗)
その後、おりんちゃんは河原にたたずんでいると、今夜松波先生を襲う算段を話している野郎どもの会話を聞いて慌てて集会場に戻る💦
だから今日は出かけるのやめてくだっしょ!代わりに何されるかわかんねえもの。それから夜の伝道もやめてくだっしょ!あの男たち本当にならず者なんだ・・・ほんとなんだ先生!!
心配してくれて本当にありがとう。でもわたしは大丈夫だから。でも十分に気をつけよう、周りの人に迷惑がかかるからね。それよりあなたの方こそ気をつけて帰りなさい。途中まで送ろう
いえ、わたしはいいんです。先生のほうが・・・
いや、わたしももう出かけるんだから。だからそこまで一緒に出よう。ね
(大きくため息をはくりん)
わたしは大丈夫だから
その夜、集会場に村人が集まり、教えを説いている松浪先生。
集会場の外で見張るおりんちゃん。野郎ども二人が松浪が出てくるのを待っている
もうここで流れるドジっぽい音楽で、この策略は失敗だとわかる視聴者(笑)
(あてにしている人間が来ないといら立つ野郎ども。話が終わって帰っていく村人。見送る松浪先生)
気をつけてお帰りなさい
(中へ入ろうとしたところで出てくる野郎ども、立ちはだかるおりん)
(じっと目でものを言わせる松浪先生。この野郎どもは先日一度退治しているので素手では松浪先生にかなわないと知っている。だから逃げた💦 逃げた途端、そこへ崩れるおりん)
(このセリフでかけよる直前足をズルっと滑らせているジュリー違う松浪先生w)おりんさん
えがったねえ先生なんもねくて・・・もうわたしダメだ・・もうあしたけえりてえ。先生あとは一人でしっかり帰ってくだんしょ(立ち上がってこの場を去る)
大丈夫かい?(笑顔で見送る)
つまり前回でなぜか野郎どもはおりんの兄の嘉助に松浪先生を襲う仕事を依頼していたようなんだけど、そのまま横浜へ帰ってしまったという(笑)なんで依頼したのかが謎ですね~
このドラマ始まって以来、一番長いセリフを喋っていました松浪先生
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