さこばさんスミマセン

JULIE

ここのところ、案の定バナー練習&制作にいそしんでおりますので💦
なかなか更新できずにおります。

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そういう中、だいぶ前にメルカリに出品しておりました「ざこBar」というざこばさんの本が落札され(ざこばさんスミマセン)


お別れ前にちょっと読み返して書き起こしたものをということで。
沢田さんのことが書かれていたので、それで買ったんですわ(2013年)
師匠がご病気で倒れる前まではなんとなーく交流されてるなあという雰囲気でしたが、それ以後はどうなんでしょうかね。全く分かりませんが、きっとメール上でのやりとりはなさっておられるのではないかと信じております。

ジュリーがくれたともだち

 ジュリーこと沢田研二はんの「TOMO=DACHI」という歌を皆さん知ってはりますやろか?
(知らんかったら、この話・・・まあエエわ。読んでからでも、どうにかして聴いてください)。
平成20年に、沢田はんの自主レーベル<JULIE LABEL>から自身の還暦記念作品としてリリースした「ROCK’N ROLL MARCH」に、入っている一曲なんです
(アルバムのデザインが、赤いスイカやから覚えといてや)。
 以上が解説で、本題はここからなんですョ。アルバムに入っている全12曲のうち、作詞・沢田研二というのが五曲あるんやけど、今から紹介する「TOMO=DACHI」はなんと、この僕(友であり、ダチと呼べる仲ですワ)に、心から親愛の情を込めて作詞してくれたそうなんですよ。

「TOMO=DACHI」(作詞/沢田研二 作曲/八島順一)
 ずっと気になってたんや 会えたらどないやろか 思てた以上やった
そうやねん友だちやで 良えやろ
 ZACK ばらんな人や おもろいで BUT 泣かっしょんにゃわ
はなしが良えシビレたで 星がめぐり合うた TOMOになれて嬉しい
 生まれも育ちも違う 二人やから良えにゃで
センスがちょっと近い ごっついで友だちやで 良えがな
 ZACK ばらんに出来る 頼んまっせ BUT けっこうセンシティヴ
わいもそうやで縁やで こんな歳になって DACHIになれて ほんま
 ZACK ばらんに気張ろう 空気読んで BUT 博打も強い
わしは弱い不思議やなあ 二人良え歳で DACHIになれて最高

 こんな友だち関係、ジュリーのファンでのうても、ヤキモチ焼きとうなりまへんか?・・・
けどホンマはね、ウチの下の娘(女優やってる。関口まいです)のほうが、僕よりも先にジュリーと親しくさせてもろとったんですわ。

 キッカケとなったのは、平成19年6月の舞台『桂 春団治』(大阪・松竹座)なんです。
それ以来、沢田夫人の田中裕子さんも含めて、家族ぐるみのつきあいをするようになって、僕たちも互いの携帯電話番号を交換し合うて、より親しくなりました。
 そして親友の決定打となったのが、翌平成20年の2月にタマタマ休みが取れたのと、酔うた勢いもあって、ジュリーの携帯に、「明日、明後日休みなんですけど、遊びにいってもヨロシおまっしゃろか?」
と。幸いなことに、沢田夫妻も休みやったそうで「どうぞきてください。大歓迎ですョ」言うてくれたんですわ。次の日、厚かましくも僕の友だちを誘うて、ジュリーの待つ横浜へ向かいました。
新幹線に乗ったらすぐに、ジュリーから電話があって、「新横浜に何時着で、何号車に乗られましたか?」
と言うから、チケットを確認して伝えました。それはね、誠にジュリーらしい配慮でしたワ。

 新横浜駅に着いたら――な、な、なんと、あの天下のおしどり沢田研二・田中裕子夫婦が直々にやね、
ホームまでわれわれを出迎えてくれはったんでっせ! それだけでも、僕らジュウブン感激やったのに・・・
その晩は、ジュリーが行きつけの(小粋な)寿司屋で腹ごしらえしてから、その後二軒ハシゴしました。
三軒目はギターなんかも置いてあって、歌えるような雰囲気のエエ店やったんですけど、すっかり話が盛り上がってまったく歌いもせんと喋りまくりましたヨ。話の中心は、僕が落語のまくらで喋ってるような爆笑ネタのオンパレードや。ジュリー夫妻は聞き役に回ってくれて大爆笑してくれました。
 結局、なんか別れ辛くて・・・その日は深夜まで僕らの泊まってたホテルのラウンジで。
そして次の日も(裕子さんのリクセストに応じて)また、会うことになって、食って、飲んで、笑って・・・
徹底的に親交を深めることができたんですワ。
 その証拠が、三ヵ月後に届いた「TOMO=DACHI」ということなんですョ(大感激しましたで)。
 それ以来、僕らは歌詞通り最高のダチつきあいですワ。
 そやからジュリーも大阪へきたら、必ず僕に電話してきてくれますよ。
 ちょうど、ワールドカップ南アフリカ大会(平成22年)で日本チームの最終戦(6月29日)があった前日でした。
ジュリーから僕の携帯に緊急連絡がおましたんや。
 何か?と思うたら――明日、大阪で「ザ・ワイルドワンズ」と一緒にライブをやった後に、皆で飲みながらサッカー観戦が出来る店を紹介してほしいとのことでしたんやわ。
 他ならんダチの頼みや。僕の持ってるネットワークをフル回転して店を探しましたわ。けどね、どれもこれも帯に短し襷になんちゃらというヤツで・・・(15人前後がゆっくり飲み食いしながら、大型モニターでサッカーの生放送が楽しめる)そんな条件の揃うた店、オ・マ・ヘ・ンかったわ。
 そこで思いついたのが、僕のやってる「動楽亭」の舞台に急遽大型のスクリーン式テレビモニターを設置することですワ。テレビさえあったら、飲み食いするもんくらいはどうにでもなりまっさ。
さあ、次の打つ手はテレビ局やプロダクションの友だちで、その方面に強いヤツ探しでしたわ。
一緒に横浜でジュリーに世話になった友だちにも協力を求めました。
「とにかく、明日の夜までに大型モニターをなんとかしたいんや」と。
 日頃から神さんを大事にしてる僕の一念が通じたんでしょうな。その夜遅くに、フリーのディレクターをやってる友だちから「なんとかなりそうです」という連絡があって・・・。メデタシ、メデタシでした。
 結果、「動楽亭」には20人近くが集まって、必死で応援したけど、日本チームはパラグアイに負けてしまいよりました。でも、サッカーなんちゅうもんを、あんだけ楽しゅうに応援したのは、(僕としては――)
生まれて初めてでしたワ(おおきに、ジュリー)。
 

昔も今もプライベートのことをほとんどおっしゃらない沢田さんなので😅
ざこばさんのこういう打ち明け話は嬉しいどすなあ~
じゃあ、本売るなってかw
いやいや、ちゃんと読んでみたいと思った方にお譲りして、また知識を深めてもらう。
ええ、循環じゃないですか!
と思うことにして。お許しくださいませ~

JULIE
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