2008年のJULIE語録②

JULIE
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2008.6.4 トークショー(帝国ホテル大阪)

ファン歴2年目にして、初めてトークショーに行かせていただきました。沢田研二さんのトークショーはいつも申し込み開始日早々soldoutになるので、電話につながりが早いほど前席をもらえる確率が高かったりしたので、もうその日はドキドキ。普通に田舎から電話かけてもつながらないんじゃないかと思って敢えて京都に行ってホテルから電話をかけたりとか、J友さんのご協力を仰いだりとかいろいろやりましたね(笑)

わたしなんて田舎者なので何を勘違いしたのか、こういう場は着物だろうとこれ用にバック買ったり履物買ったり変に気合を入れて参加しましたね。そしてこれが功を奏した・・・わけではないのですが出てきたジュリーも音楽劇「ぼんち」をやっておられたせいか涼しげな着物姿で登場!とっても嬉しかったなあ(*^^*)当時終わってホテルの部屋に戻って早速描いたのがコレ

初々しい(笑)

というわけで、最初はこんな初々しい絵を描いて、いつからあんなヒドイ絵になったのかと思うわけですが(爆)ではいってみましょうー

ジュリー祭りのこと

この時点では、12月3日、東京ドームというのは決定していて、大阪はまだ交渉中だったらしい😅
そして内容は

15時開演でダラダラダラダラ・・・とやる。ホンマは、1時間半昼寝ちゅーか、休憩時間をとりたかった。疲れるやん!

カメラも入れて、休憩時間ないとテープ替えれんやん。休憩時間は1時間にして
ヒット曲がたくさんあるんだから、ダラダラダラダラ・・・多く歌いたい


ここからどうして20分しか休憩ないことになってしまったんでしょう😅

気持ち的には視野が広がった


この時は人間ドックでいろいろ検査を受けた話が主でしたね。

ジュリーは小さい頃に中耳炎をわずらっていたということで、すっごい高音は聞こえないそうです。遠くのセミの音が聞こえないそうで、鉄棒とかマットとか跳び箱の授業で休めるのが嬉しかったそう。
視野が狭くなってきたり、耳も聞こえなくなってきたけど、気持ち的には視野が広がったそうです。

時事問題について

(マイナス的な物事に対して)
そんなんどーでも
もうエエがな~
もっと大事なコトあるやろ~
人々がほんわかするようなコト・・・

リアルタイムのコトはテレビに任せて、新聞はもっと庶民というか身近な出来事に目を向けてほしい
とのことでした。

テレビに出たくない理由

言いたいことを言えない。そういうトコロに出るとシンドイ。正直やから

タバコのこと

実は中学生の頃から吸っていた(笑)で、50歳前後にタバコをやめて

タバコやめてからゴハンがおいしいねん!

ご飯の美味しさはともかく(大事ですけどもね)歌手の命の「喉」がこれにより少しでも守られたのかなと思うとほっとしますね。

車の運転のこと

60歳になったら運転はやめようと思う。とキッパリ。
仕事の時には乗らない。歩くとかタクシーで

実際にそのとおりにされていますね。電車をメインにされて(*^^*)
免許更新したのは

仕事で使うかもしれへんし、タクシーの運転手するかもしれへんやん!
どうなるかわからへん


とのことです。

未来への願望

歩くのがしんどいとのことで自分用のリフトできへんかいな?と願望を・・・

ケータイだってテレビだってもっとエエもの。(うすっぺらいものとか)できている。
でも先にできたものを売っていかんとアカンから、小出しにしている。

88になったら、耳が聞こえへんよーになる、そん時にはすべての音声を矯正してくれるよーなテレビができると思うわ

宇宙より大事

宇宙に行くお金があるんやったら、地上でみんなにとって便利であるものを作ってほしい

そして最後は
自分の体力と相談しながら、最期に向かってやっていきたい。
気持ちをどんどんと広げて、豊かになろうじゃありませんか。

と言われて〆られました。

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朝日新聞2008年9月13日

時系列はツアーの最中になりますが、先にこの記事を。
この年はシングル・アルバムとダブルで発売されて、タイトルはともに「ROCK’N ROLL MARCH」。その中の『我が窮状』について語られている記事です。その中から抜粋させていただきます。

「60歳になったら、言いたいことをコソッと言うのもいいかな、と。いま憲法は、改憲の動きの前でまさに『窮状』にあるでしょう。言葉に出さないが9条を守りたいと願っている人たちに、私も同じ願いですよというサインを送りたい」

 平和への関心は昔から強い。ある時、バンド仲間と戦争の話になり、一人が喧嘩にたとえて言った。「攻められたら、守るだろう」
 いや、一対一の喧嘩と、国と国の戦争は違う。そう思い至ったときに「少しプチッとはじけた」。戦争には、望まない人まで巻き込まれる。
 これまでも「9条を守ろう」という文化人らの意見広告やアピールに時々、目立たないように賛同してきた。大声で呼びかける柄じゃない、と笑う。

2008年が終わっても、ジュリーはこの「我が窮状」を高頻度でLIVEのセットリストに入れられ歌い続けておられます。憲法改正については、この時から10年以上たっても何の進展もなく保留状態。進展させるな、護れという見えない力が働いているのでしょうか?分かりませんが。
わたしは今の世界的ウイルス性肺炎の流行をきっかけとして、それぞれの国の損得で争い合うことの虚しさを悟り、この地球の環境を人類が協力して守る、という方向になればよいのにと願っています。「災い転じて福となす」になりますように。

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