ジュリー三昧~時の過ぎゆくままに~

JULIE
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1975年のお話です~

次のアルバムは「いくつかの場面」というのを発表しまして。
えーこの頃に結婚したんですね・・・
比叡山でフリーコンサートを開催。
それからテレビで「悪魔のようなあいつ」っていう隠れた名作(笑)
ヘヘヘヘ・・・手前味噌でスミマセン

この時に阿久悠さんと初めて組むという機会が与えられたんですね。
僕なんかはそれまで安井かずみさんとか山上路夫さんとかそういう人たちに詞を書いてもらっていたものですから、そういう人たちとのつながりがあったんですけども、やっぱりここにひとつ久世光彦さんていう名物ディレクターの方がいらして、その人が番組を作るにあたっては
で、その企画書を見せられちゃってねー

この歌はレコード大賞を獲る!って書いてあるんですよ(笑)

そのとおりにはならなかったんですが、企画書ですから(笑)
まあすごい見積もりが書いてあるんですけども。
その時に阿久さんが詞を書いて、で、曲は何人の方が書いたと思います??
井上大輔さん
加瀬邦彦さん
井上堯之さん
荒木一郎さん
都倉俊一さん

とにかくね久世さんが知っている人は全部入ってて、その中の大野克夫さん、大野さんの曲が選ばれたんですね。
僕はほかの曲は聴かせてもらってないからね、僕には決める権利がなかったから。
これはもう阿久さんと久世さんが二人で決められたんだと思うんですね。

それで、「ああ、大野さんの曲だ」ということでまた
「難しい歌だな」と思ってね😰
(フニャフニャいうておられましたが、サビの部分が難しいと思ったらしいw)

それとやっぱり詞がね、その当時は尾崎紀世彦さんの歌も全部阿久悠さんだったし、強烈な詞を書く人だなって思っていて、どこかで自分には合わないなという気分でいたんですけども。
で、出すまでというかドラマの中で毎回最後に歌うというシュチュエーションがあって、ギター弾きながら歌うんですけど。歌っているとだんだんだんだん好きになっていくんですけど、これはドラマの中の歌だということで自分では歌ってたんですけどね。
ある日ね共演者の篠ひろ子さんがね、
「沢田さんこの曲イイですよ。すごくイイ!私大好き💗」
って言われて
「そうですか??」
って、なんか僕単純でそういう人から言われるとね、
そういう人ってどういう人?って思いますが(笑)
キレイな人から言われたりなんかするとね「エッ⁉そうなんだ!」って思うんですよね。
加門亮っていう役名だったんですけど、その人間が歌うという気持ちでずっと歌っていて、沢田研二が歌うという感覚じゃなかったんですけど。
もちろんレコーディングはしてるんですけど、ドラマに使うやつはドラマが始まる前にドラマのスタジオで録音するんですよ。
あれはね、今だから言いますけど口パクなんですよwなんですけど。
ギターも自分が弾いたギターじゃないんですけどね。
芝居しながら歌うんですよ。
サスペンス!という感じの中で
目をねあっちギラッこっちギラッとかってやりながら歌うもんだから、
まあー歌った気分にならなかったですけどねwもちろん口パクっていうこともあって。

テレビで歌うようになってからもいろいろ、それこそTBSなんかの番組に出ると必ず久世さんがいて「もうちょっとなんかストリングスとか入れたほうがいいんじゃないの?」とかいろんなアドバイスをしていただいて、「そうですねえ」とか言いながら「じゃ、もう一台キーボード入れてストリングスをシンセサイザーでやろう」とかいろんなことしながらもう一生懸命💗やっていただいて、おかげさまでこの歌はヒットしたんですが・・・

なんと私が若気の至りで事件を起こしましてですね
ちょっと謹慎するハメみたいなことに、それがまた二度目だったっていう、いろんなこともございましたが、その時期にね歌ってた歌なんですけど。

でもこのドラマはね今DVDになってあるんですけど、見てみると

全編私ハダカ💗になってるんですよね

全編風邪ひくぞー🤧ってぐらいね
それと驚くのはね

痩せてるんですよ。すっごい痩せてる💦

上半身ハダカでね、ずっと部屋の中にいてなんか女性と対峙しているっていうそういうシーンがあってね、ラブシーン💗ばっかりなんですよ。
よくそんなことやってたな!って思うぐらいね、なんか・・・だから視聴率取れなかったんじゃないの?って今から思うぐらいですよ。でもこの歌はおかげさまで。
だからドラマのせいで売れたってことではないのかなと思ってね。
久世さんのドラマとしてはそんなにヒットしなかった作品なんですけど、まあ

心に残っている方はすごく心に残っているというドラマでもありますがね。

はい、それでは1975年の「いくつかの場面」というアルバムの中から「時の過ぎゆくままに」

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