(MYふりかえり⑥)リンクしていたと感じる2014年

JULIE
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今年もこのまま同じ職場で穏やか・・(とは言い切れなかったけど)な状況で過ごせるのかなと思っていた矢先の3月末、京都市内の別施設に異動命令が出ます。そうか、とうとう・・・と思いその合間に音楽劇「悪名」があった感じでしょうか。

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ジュリー念願の「悪名」

わたしがファンになった頃に実はこの話はあったらしい。2007年に沢田研二さんがただひたすら喋るだけという(笑)「トークショー」があったんですが、その時に映画化の話が来てるとか話されていたそう。その後話も何もなかったのできっと流れたんでしょうね(^-^;

そして、たぶんそのことが頭に残っていて、音楽劇で是非やりたいと思うようになられたんでしょう。2014年に実現する運びとなります。実はこれにはわたしも大変感慨深く&若干の違和感で迎えました。
というのは、わたしがジュリーのファンになる前、誰が好きだったかというと田宮二郎さんだったからです(笑)。これは本当、男性として好きだったです💖もちろん人間的にも尊敬しています。
なので、ご出演された当時の悪名シリーズのDVDは全巻持っており、どういう映画であるかということは把握していました。若干の違和感というのは、わたしの中で「悪名」の朝吉と清次というのは勝さんと田宮さんでないとアカン的な確固たるものがあって、他の人のはあまり見たくないな。というのが気持ちとしてありました。あまりにもあの二人のイメージが強すぎる。「悪名」は当時なかなか売れず俳優を辞めようと決めていた田宮さんにとって、その後の輝かしい俳優の道をたどるきっかけの作品でしたから。

それにしてもわたしの好きになる人の流れが田宮二郎→沢田研二っていうのも・・・別に田宮さんと同じ地域で育ったからジュリーのファンになったということは全然ないんですけどね。そしてファンとして観守っているうち、ジュリーが「悪名」をやりたいとうことで音楽劇として実現した。なんか不思議なリンクを感じました。(これでジュリーが清次やってくれたらいうことないんですが、さすがにね(^-^;)

「悪名」はその後同じタイトルで2016年に再演、2017年に「大悪名」として自らの音楽劇の集大成を飾る作品として演じられました。

LIVEツアー「三年想いよ」

新しい職場に転勤して、やはり合う合わないというのはあって、またまた仕事がハードになってきて、それが以前のハードさとはまた質が違って、責任がのしかかり、まだ好きになれる仕事の流れだったらよかったんですが、スピードが速すぎて追いつかないみたいな。毎日どんよりした空気の中で仕事をしていた感じでした。気持ちもだんだん滅入っていきます・・・そして夏頃、ゴールデン・カップスさんの横浜で企画展みたいなのに是非行きたいと思い、新幹線まで予約していた。しかし、当日疲れすぎて起き上がれず断念・・・その時ここまで自分は追い詰められていたのかと自覚し、会社を辞めたいと上司に相談したのです。結局なんやかんやで翌年の3月末まで引き延ばされましたが。

そしてジュリーにとっても2014年というのはあまりいい思いを持たれなかった年だったのではないかと思うんです。それは歌声にも表れており(あくまでも私が参加したLIVEを見た限りですが)全体的に声の調子が悪く、高音を歌いづらそうにされていました。「いくつかの場面」という歌があるんですが、高い音を出す際に、素直に歌うと出ないので御自身なりに工夫されながらうまく出そうとされているなと思った記憶があります。

わたしがなぜ「いい思いを持たれなかった年」だと思うのか、ツアーの最中はもちろんそんなことは思ったことなかったんですがツアー千秋楽の爆発でその思いを知ることとなります。。

ジュリー爆発

ツアー千秋楽の東京フォーラムでのこと。わたしはフォーラム史上最前の5列という好席をいただき、今年の〆となるLIVEを楽しんでいました。
そしてMCの時、ジュリーの話を聞かない観客のしつこい「掛け声」によって彼の感情が爆発します。

長いことやっていると嫌なことだらけ。
「歌える限りは歌いたい」と言ってきたけど、言うたびにしんどくなっていった。
ボクの嫌がることをいっぱいする人がいる。その人たちがいる限り、(歌手を)辞めてもいいと思う。


まさかジュリーの口から「辞めたい」という言葉が出るとは・・・もうそんなことまったく思っていなかった分、とても悲しくなりました。そこまで追い詰められていたなんて・・・
この負の感情と、声の調子が関係あったのかどうか分かりません。ただこのツアーは精神的におつらい状態で回っておられたんだということは確か。

わたしがジュリーのファンになってから、一番キツかった年じゃないでしょうか。
ジュリーも、わたしも。

というわけで、今から振り返るに不思議なリンクを感じた2014年でした。

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