1981.8.12 夜は気ままに②

JULIE
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Oldies but TIGERS

今夜は「ライブ特集」にちなみまして、「Oldies but TIGERS」のコーナー、タイガースの思い出のライブこれをお届けしたいと思いますけれどもね、
レコードではサンケイホールの最初のライブ「タイガース・ア・ゴー・ゴー」とか言いましたが、それから田園コロシアムそして最後の武道館と3枚出ておりますけれども、今日は1967年8月の22日、デビューしたてのねサンケイホールのライブから聴いていただきたいと思います。
まだシローがいない加橋かつみがいるオリジナルのメンバーですけれども、オリジナルと申しますか最初のメンバーですね。
それまではジャズ喫茶とかせいぜい神田共立講堂とかそういうところでしかコンサートをやってなかったからね。
東京で初めて大きいホールでのもう今はサンケイホールはありませんけれども、ステージしかもライブを録るんだっていうね、大変緊張いたしましたけれども。
でもまああの当時はなんかステージをやるからつってこのステージのための何か新しい曲をやるとかってことじゃなくて、それならいつもジャズ喫茶でやってましたからね。ジャズ喫茶でレパートリーは覚えてそれを初めてやるっていうのが常でしたから、やり慣れたらレパートリーばかりを集めてということだったんですけども。
何よりもね、あの頃はなんせすごかったですよ。歓声が。
右向けば右側の人キャー(←棒読みw 
手なんか上げようものならもう会場のみんなが「私に手を振ってくれたって💗」いうような感じですよ。
これが面白いもんですよ。今だから話せるけどこれが面白いもんだというのは、一種酔ったようになるんですね。僕自身も。ですから、曲が始まった時とか終わった時に手をパッとこう上げたり手を振ったりなんかするとガアーッとすごいの(歓声)がいっぱい入ってるんだよ。
この後レコード会社の人達に感謝されたんですよ。別に意図的にやったことじゃなくてね、パッと手を(ラジオだから)見えませんけど、パッと右手を上げるでしょ。それとかイントロとか間奏とかでパッとやるとね、(歓声が)ウワーッと入るんです。
まあライブですからそういう客席の熱気というのが重要なポイントになるわけでしょ。ですからね、「TIME IS ON MY SIDE」とかそういう時には指をこうパッと指してたわけや。「タァァ~~~アア」とひと指し指をさしてその頃から「黄金の人差し指」と言われたんだけどw、その頃はその曲ぐらいしか指差したりしーひんわけよ本当は。あとはまあ動きとかそういう瞬間瞬間にギャッとかって
言ってもらったりはするんだけど、それ以外ではなかなかそういうその客席の臨場感っていうのが録りにくいってね。後でレコード会社の方ディレクターに「沢田君、助かりましたよ。いい客席の雰囲気が録れましたよ」演奏はどうでもエエみたいでね、だいたい下手やっていうので通っておりましたから。そんな感じだったですけども、

そんなことを思い出しつつ今日はお届けしたいと思うんですが、なんせね、ノイズがたくさん入ってるんですわ。そのバチバチが。ですからやっぱりあんまりお聴き苦しいのもなんでしょうから
ということで「スキニ・ミニー」これを今日お届けしたいと思っております。

ねえ本当にすごいもんでございましたでしょ。
15年ぐらい前のことでございますからね録音の技術っていうのはそんなにすぐれてなかったわけでございまして今に比べたら。ところが結構迫力あるなあこれ。全体の雰囲気が、そういうことでございましたけれど、凄かったですねタイガースってのは。今更ながら実感として思っておりますけれど。

ジュリーこんばんは。「Oldies but TIGERS」のコーナー毎週楽しみにしています。実は私タイガースデビューの2月5日が1回目のバースデーだったんです。

なんというラッキー  
ところで私は一つ発見したのです。昭和43年の4月26日金曜日の新聞を見つけたのです。
テレビ欄に
8時「今週のヒット速報」ザ・タイガース
6時「シャボン玉ホリデー」ザ・タイガース他
ラジオ欄に
6時30分から「TBSラジオ今週のトップ8」タイガース他。
そして「視聴率ベスト15」というのがあって6位スター千一夜タイガース38.0% 

すごいね。
ちなみに1位は「ザ・ガードマン」44.9%
ありましたなあガードマン(笑)
それを見てちょっとオーバーだけど、私やっとタイガースが実在していたことを改めて感じたのです。
タイガースを知らないファンのためにも「Oldies but TIGERS」のコーナー楽しく頑張ってください。
というね。そうですよ本当に15年まえかー(笑)


おたよりコーナー

さて、次なるコーナーでございますけれども、そう言ってる私も実際は全国縦断コンサート「ロックン・ツアー’81」をやっとる最中でございますけど、今回は大変自分でも言うのもなんでございますけど、平均点の高いステージだと自負しておりますけれども、
その一つの原因というのはやはりEXOTICSとの息がねようやくビシッと合ってきたというかね。
まあ本当に初めての大きなステージなんですけれども、みんなそれぞれ自分なりにその分担を十分に果たしてくれてるっていうかね、頑張ってくれて。そういうことで大変気分良くいつもねステージやっとります。

まああのいろんなおたよりも頂いておりますけどもね、やはりあの東京でのステージでのご意見というのがすごくたくさんおたよりがありましたけれども、地方からも頂いております。

宮城でのコンサートに私は100点満点をあげます。夢のような2時間楽しく過ごしました。素晴らしいステージでしたありがとう。今までとはずいぶん違ったイメージでびっくりしました。最初から和やかで堅苦しさが全くありませんでした。
「ス・ト・リ・ッ・パー」の曲の中で見たジュリーの衣装とってもジュリーに似合っていました。あれはトラですか?

模様か?模様はヒョウですね。
あんまりああいう柄っていうのはテレビみたいにアップになりませんから、客席からご覧になっているとわりとなんとなくしかわからないはずですね。
顔の輪郭ていうのは知ってるから分かるんであってね。多分この顔やってテレビでアップ見てるから、想像するから見えるという部分があるんですけどね。

それから2度目の英国衣装には

英国衣装ってどういうのや?ロンドンのあんちゃん風ですけれども、何風ということもないんだけども

違った派手さがあってこれもぴったしでしたね。中に身につけていたよだれかけのついたブルーとピンクの

よだれかけじゃないなあれは。よくあの騎兵隊の人達とかこうやってるでしょ。あれですよ。よだれかけじゃないんですよ。

シャツと白いパンツ

パンツっても別にブリーフじゃございません。パンタロンの方のパンツでございますね。ズボンでございます。

のスタイルで歌ったと思う「想い出のアニーローリー」とても印象的でした。

そういうおたよりでしたけれども、宮城でのコンサートっていうのは、あの実はテレビの公開録画だったんですね。ですからわりと初めての方も多かったみたいで、わりとあの何て言うかな、いつもと雰囲気が全然違いましたね。ちょっとやりにくい部分もあった。ちゃちが入るというかそういうような感じもあってね。
でも夜の部はそうでもなかったですけど昼の部はもう大変でしたよ。「志村けーん!」なんてわざと言うやつがおるんだよまたな。どう見たってどうっ見たって違うだろ。お前。
けんさんと比べたら、同じけんと言うなら高倉健と言うてくれなんつってw

よだれかけ衣装(笑)ではございませんが、この映像の日ですわね。

はい、それから

「ジュリーロックンツアー’81」での出来事、ジュリーが「MAYBE TONIGHT」を歌っている時、「ジッパーを下げるばかりが能じゃないぜ世の中」のところで本当にジッパーを触ってと言うか押さえてましたよね。あれはリハーサルの時に触ろうって決めたんですか?男の人ってやっぱり触ると気持ちいいの?ずいぶん長い間触ってるように見えましたけど
(さすが物怖じしない16歳www)
なんて書いてありますがねヘッヘッヘッ

16歳のうら若き乙女がこういうこと考える。しかしまあこういうことを考えさそうと思ってやってるんですよ。全然反応がなかったら全然つまらんやんか。
「何やってはんのあの人?かゆいのかなあ?」って思われたらねなんかかなんでしょ。

それから「I believe in the music」あのザぼんちの二人が武道館のコンサートでラストに歌っていました。それをテレビで見たとジュリーの作った詞で歌っていたのかな。

そうだよきっと。リクエストに「I believe in the music」と書いてありますが、まあいろいろやっとりますよ。
やっぱ「I believe in the music」の訳詞の中では僕のが一番いいよ(笑)って宣伝したりしておりますが、そんなこんな地方の方からいただいておりますし、それからあのやっぱり東京のが一番多かったんですけれども、


7月26日の渋谷公会堂のコンサート見ました。
第1部もなかなか良かったけど、第2部のほうはすごい

第1部というのは昼だと思うんですけどね。「昼の部」「夜の部」と言っていただきたいと思いますけども、

夜の部の方はすごい盛り上がりでアンコールも2回もしてくれてどうもありがとさんですと。
今まで見てきたコンサートよりもすごかったですね。最高ですもう「熱唱沢田研二」っていう感じかな。EXOTICSの演奏も抜群でもうこれ以上のコンサートってあるものかという思いを体全体で感じました。
素敵一日をどうもありがとう。ジュリーこれからのコンサートも頑張ってください。みんな待ってますよ。

というねおたよりをいただいております。

こんばんは今とても感激しているのです。今年のツアーは新聞に「実験公演」などと記事が出たりして少し心配だったのですが本当に素晴らしかったです。
過去のヒット曲はありませんでしたが、それでも全然寂しく感じなくてロックのジュリーという面がはっきり出てとても成功したと思います。
お話が少なくてつまらないという声もあるようですが、肝心の歌の方にたくさん心がこもればそれで十分だしかえってすっきりしたステージになったと思います。ご成功おめでとう。

というおたよりね。

めちゃくちゃ愉快だったよ。とってもありがとう。
「ロックンツアー’81」「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」からアンコールまで全部楽しんだ。もう12回ステージ見ちゃったけど、少しも飽きない自分でも驚くほど見るたびにますますお気に入り。こんなのって初めて💗
前でも後ろでも壁とお友達でもどこにいてもそれなりに楽しんで嬉しい嬉しい。今日のアンコール「気になるお前」みんなスタンドアップよかったね。座ってるなんてやだもん。みんな大好きたくさんキスも最高ね(笑)

これ「アニー・ローリー」の最後だね。”ワンモアーツーモアー”とやっとるんですが。そういうおたよりもいただきましたが、しかし「みんなスタンドアップよかったね。座ってるなんて嫌だもん」
という気持ちの方も多いと思うんですがねまたそういう逆のおたよりもねいただいてるんですがね。

先日渋谷公会堂でのコンサート見てきました。前のヒット曲はなく最近出した中からの歌ばかりでしたが、幸いにしてよくラジオで流してくれたので、聞き覚えのあるものばかりで十分楽しめました。

持ってないんだな。ハッハッハッ(悪)

でもひとつだけ残念だったことがあるのです。それはファンが差し出した花束を受け取ったこと。こんな事件はほんの些細なことかもしれませんが、少なくともまた一つ暗黙のうちに守られていたルールが破られたようで寂しい気がしました。

というね、これはいわゆるファンの人というんですか?こうあるべきだという「沢田研二に関する十戒」っていうかねそういうのがなんかあったよね。
花束渡しちゃいけない、握手を求めてはいけないとかそういうのがあったんですが、まぁしかし落ち目になりかけて沢田としたしましては、一度そういう古き前例は全て捨てということでね、またあの最近新しいファンの人も多いし別にそれが自然であればだから自分はこういうことはしないんだということはいいけれども、人がしたことに「これはいけない」と言うのはどうかと思うんだよね。
だから、だから僕も「これいかんこっちゃ」と思ったらね言うしね、またあの多分これいつも知ってる顔ぶれのファンの人がそうしたら受け取らなかっただろうね。

まあその辺はわりと知っててやってるつもりなの。だからそれはまある意味では不公平なのかもしれないけどもある意味では本当に平等な接し方だとも思うんですよ。
僕自身がねそういう具合にまあこれが間違ってたら元も子もないんだけれども。
それからもうひとつ

こんばんはジュリー。初めておたよりします。昨日渋谷公会堂でのコンサート見ました。とても素敵でしたあの衣装には驚き今回はバンドの皆さんもとっても派手でしたね。
最高のコンサートだったけれど一つ残念だなーって思ったことがあるの。それはコンサートの途中で花束やプレゼントを渡したり紙テープを投げた人がいたこと。良くないと思います。

見ている人はほとんどできることならジュリーに花束などを渡したいと思っているんじゃないかな。でもみんなはそれをぐっと我慢しているのです。
なんて偉そうなことを言っても結局私は花束を渡した人にヤキモチ焼いているのよねごめんなさい。このことについてどう思いますか? 

ということですけども、これはやらないんだというならいいと、でも我慢するのはよくないよね。じゃあドーッときたらどうするかと、僕は受け取らないと思う。だから繰り返して繰り返しやってみたりこうやってみたりということの結局の繰り返しなんじゃないかと思うんですけどね。

だから26日の渋谷の夜のステージは最後全員総立ちになって良かったっていうね。それも自然な形で。ごく一部の人が立ったりするとなんかすると「あれはよくない」「なぜジュリーは言わないのですか?」というようなねこともありましたけども、あまり回数コンサート見てない人はやっぱり前行きたいという気持ちがあるし、それを承知している人は行きたくても我慢しするとか、もう行かなくても楽しめてるんだという人もいるでしょうしね。
(結局これこれ、っていう決め事はしない。その場に合わせてそれぞれがそれぞれの思いで楽しんでいただいたら・・・っていう解釈かな?立つ座る問題に関してはジュリーは今でもそんなスタンスですね)

ま、そんなこんないっぱいおたよりいただいてましたけども、長々となってしまいましたんで、今回の「ロックンツアー’81“STRIPPER”」の中から、レコードじゃないんですけどカセットでね録っていたのをお届けしたいと思います。「Bye Bye Handy Love 」これを聴いてください。

日産ミッドナイトステーション「沢田研二夜は気ままに」今週はライブレコードを特集してお届けいたしました。
ここしばらくはねライブレコーディングの予定はありませんけれどもね。

今回のなんかとってもいいんだけど、全部ねあの「G.S.I love you」それから「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」の中の曲ばっかりだし重なってしまうということもあるんでね。
ライブはライブの良さがあるんだけどでもやっぱりライブ自体を見てもらいたいっていう感じですね。

JULIEradio
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