1981.8.12 夜は気ままに①

JULIE

82年のつもりだと思っていたら、途中で81年のものだと気づきました😅

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ライブレコード特集

こんばんは沢田研二です。日産ミッドナイトステーション毎週火曜日の夜は僕沢田研二が気ままにお届けする60分です。

8月はですね海や山のシーズンばかりではなくて、我々ミュージシャンていいますか芸人といいますか歌手といいますか、にとりましてはコンサートのシーズンでございまして全国各地で音楽祭とかロックイベントが開かれております。
ご多分に漏れず沢田研二も全国ロックン・ツアー、コンサートツアーを行っている最中でございますけども。

そこで今夜は新旧名ライブレコードを集めてご家庭でライブの迫力を味わっていただきたいと思うわけでございます。さてどんなライブが飛び出すか聴いてのお楽しみでございます。最後まで聴くしかないで。


というわけでございまして、「ライブレコードの特集」ということでございますけどね、
あのいろんなコンサートがあっていろんなアーティストミュージシャンがいていろんなライブのレコードが出ておりますけれども、まあねただ録音したっていうのもあればね、そのもの自体のイベントっていうか大お祭りになったっていうね、もうエポックになったっていうものもあれば、ま、しかしながら今日お届けするのはだいたいロックコンサートというかロック関係のライブのレコードを中心にお届けするわけでございますけれども、なんていいましてもねやっぱり夏はロックだっていう、何がロックやというそういう議論になりますとまた長くなりますけれども、「スカッと行こうじゃないか!」となるとやっぱりロックになるわけですね。
はい。そういうことでございまして、まず最初に選んだのが渋いところなんですけどもね。しかしならこれ聴いていただくとねスカッとするんですね。

ジョー・コッカー


コッカー、あのダミ声のあの心の友のジョー・コッカーでございますけれども、「ウッドストック」というね、大イベントでももう一躍人気者になったジョー・コッカーでございますけどね。

彼がリタ・クーリッジとかレオン・ラッセルとかいろんな人たちと一緒にマッド・ドッグス&イングリッシュメンというね、大世界ツアーを行いました。その時の1970年の3月27日と28日にニューヨークのフィルモア・イーストのコンサートをライブに録音したもの、その中から聴いていただきたいと思いますけども、レオン・ラッセルがプロデュースを担当しております。もちろんピアノも弾いとるんだと思うんですけども、まずオープニングから「Honkey Tonk Women」これを聴いてください。

本当にもう何をやっても強い。アップテンポをやらせるとすごいファンキーになるしね、スローを歌わせると本当にもうブルージーにブルージーになりますし、もう大好きなんですけども。最近どうしたのかなとふと思ったりもしましたけども。

ライブ特集まずはジョー・コッカーのオープニングから「Honkey Tonk Women」これを聴いていただきました。

さて今日はライブ特集ということですけども、ライブレコードスタジオレコーディング、この違いといいますか、やっぱりもちろんライブっていうのは熱気があるしね。ただまあスタジオレコーディングだといろんな複雑な技術的なこともそれから機械的なことも含めていろんなことができるけれどもいざやっぱりライブになると、そうはいかんという部分もありますわね。
特にあのピコピコ風っていうのは、ライブといっても困るやろなぁと思うんですね。ピコピコ自体がもう録音されたものを流しといてそれに合わせてまた生で演奏するっていうのはね。
それでまたあのライブでもある程度こう一度全部レコーディングしておいて、その上にもう1回同じことを生で演奏するっていうのがね、一時流行ったことがありましたけれども。もちろん僕たちはそんなめんどくさいというか合わせるのなんか1回1回そんな機械的にね、なんか縛られた状態でするのは嫌だったですけれども、でも外国のアーティストはわりと多かったですけどね。
キッスとかああいうバンドもそうだということだったし、それからあのポール・アンカも来た時にね
武道館で東京音楽祭の時にゲストで来たでしょ。あの時もテープで流しといてそれに生の音を重ねてって、そういうことをやったりっていうのはわりと外国の人も多いけれど、そういうこともありますけれども、それはどういう意図なのか知らないんだけどね。その音を重ねた良さっていうのはもちろんあるわけだけども。
しかしライブを買おうと思ったりする時というのはめったいないことだけれども、自分自身がそのコンサートへ行って「僕の拍手も入ってる」とかいうそういう楽しみっていうのも一つあるわけやね。
またいろんな人たちがね、ジョー・コッカーとか来るわけじゃないし、日本でライブ撮ったやつを出してくれるとも限らんわけでね。
ま時々ありますけれども。まあしかしあのレコーディングされる方っていうかやってる側としてはやっぱり緊張もするしね「これ間違うたらいかんぞ」とか思ったりもするからね。緊張もしますけれども、ま、しかしそのいわゆる「ノる」というのはどういうことかっていう部分やね。
やっぱり完璧にやるのがいいのか多少の落差はもうよろしくねっていう感じでノりゃいっていうのがね先なのかそのへんだと思うんですけども。今僕はどっちかというと後者の方ですけど。よく間違うからっていうわけじゃないんですけれども。レコードではきちっとやってるわけだからステージの時っていうのはいい意味でのラフさであればいいんじゃないかということですけどね。


イーグルス



さて次に選びましたライブはですねイーグルスのライブでございまして、こらもう完璧といいますか、実にうまいわけございますけども。
まあ一か所のコンサートでそれを全部ライブレコードにしたというわけじゃなくて、1976年から80年の間にねいろんなところでコンサートを収録してるわけですよレコーディングしてるわけ。
出来の良いのをピックアップしてある。だからこんだけ録ったら、僕らだってねやっぱりねそう思うんだ。
でもそこまで金はかけられへん。ていうようなことになってきてですね、大変なことになるわけですけども、実にこのイーグルスのライブっていいますのは2枚組になっとりますが本当にもう完璧。
ただ欲を言えばそのオーディエンスのお客さんのそのノイズっていうかねその歓声とか反応自体がやっぱりせこいな。演奏中心に出してやるから、わりとイーグルスというバンド自体が生真面目なバンドなんやな。と思うんですよ(笑)
そういうわけでございまして、イーグルスのライブの中から「New Kid in Town」これを聴いてください。

ブルース・スプリングスティーン

さて次は私のお気に入りのブルース・スプリングスティーンのライブでございますけれども、このライブというのは1979年9月の19日から23日の4日間、ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンという有名な所でございますけれども、そこで行われたノー・ニュークス、原子力発電所建設反対運動MUSEコンサートのライブでございまして、
(※MUSE(ミュージシャンズ・ユナイテッド・フォー・セーフ・エナジー)スリーマイル島原子力発電所事故を受けて設立された)
大変なイベントなったわけですね。ブルース・スプリングスティーンの他にルービー・ブラザーズ、ジャクソン・ブラウン、クロスビー・スティルス&ナッシュとかジェームス・テーラーとかいろんな人たちが参加したコンサートなわけでございます。わりと堅苦しいね、「原子力発電所建設反対運動」ってこう日本語で書くとエライ硬いんだけど、何か黒い字で旗に書いてあるようなそんな感じがするんですが、そうじゃなくって、わりとこういう向こうのミュージシャンは別にそんな「原子力発電所ないほうがいいんじゃない?」っていう軽い気持ち、それから演奏するのにはどんなところでもおんなじだ。わりとRight onという感じですね。みんな寄り集まってやってるじゃないかと思うんですけど。
あんまり政治的なそういう意図というよりもこのイベント自体のその楽しさっていう事の方がね、ミュージシャンにとっては大事なんじゃないかなと思うんですけどね。
どっちにしろブルース・スプリングスティーン一人でも3時間かそこそこぶっ通しでやるらしいですし、ましてやこういうねみんないっぱい出てるところでそんな何時間もできないわけだから、まあ20分とかそこそこぐらいのステージですから、もう完全短距離100m走ってるというような感じで、ぶっ飛ばしたんじゃないかというそういう雰囲気がありありと出ておりますけれども、メドレーで聴いてください。
ブルース・スプリングスティーン「悪魔とモリー」から「ジョニーテイクアレック」(←聞き取れませんでした😅)

というわけでございましてね、だいたいライブになるとエンディングでジャーンと終わってからが長いの。もう目に浮かぶようでございますけども、そういうわけでございましたけれども。

ロッケストラ

さて今度はイギリス版ノーニュークスと言いますかもう大イベントでございました。

1979年12月26日から29日の4日間、ロンドンのハマースミス・オデオンというねこれも有名な会場でございます。そこで行いました「カンボジア難民救済コンサート」ロッケストラ(ロックのオーケストラ)というやつでございます。なんて言いましてもこれは本当にイギリス全英のですねミュージシャン達が集まったんじゃないかと思いますけども、日本ではテレビでやっとりました。

この「ロッケストラ」っていうんですけども、最後にポールが親分になってですね、カウントからもうカウントするだけで、ワン・ツー・スリー・フォー!なんてかっこいいんですよあのポールが。ポールはもちろんのことねビリー・ブレムナー、ジョン・ボーナム、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズというね、もう亡くなった方も含めましてこの顔ぶれ、それからビリー・ブレムナー、デイヴ・エドモンズ、ロックパイルのメンバーそれからピート・タウンゼント、何やってもガーンと弾いて腕をすぐくるくると回すんですね。豪華超豪華メンバーそれにブラスも入って。
で可愛いことにね、なんか僕らのウエスタンカーニバルを思い出しましたけれども、フィナーレでやってるわけですね。
一番最後に合同演奏。合同演奏っていうとウエスタンカーニバルでございますけれども、ウエスタンカーニバルみたいに衣装もね、銀の燕尾服をみんな上だけ着てやってるわけよ。これがなんとも本当に合同演奏という感じなんですけども、とにかく聴いていただきたいと思います。ロッケストラで「Lucille」


②に続きます。

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