はね駒(8)~本日の松浪先生~

JULIE
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(中河家)
みどりさんも本当にありがとう。青空伝道なんて初めての経験だから疲れたでしょう?

みどり:いいえちっとも

でもあなたの応援も十分ですから早くお家へお帰りなさい

みどり:はい

おっかさんがお待ちだろう

中河:本当にみどりさんありがとう。松浪先生が応援にみどりさんを連れてきてくれるなんて夢にも思いませんでした

みどり:連れてきてもらったんじゃないんです。わたしが無理矢理ついてきたんです

中河:えっ?

みどり:わたしの家はこの近くの原ノ町でしょう。だから応援助手を無理矢理頼んで連れてきてもらったんです。ちょうど藩の用事もありましたし

中河:それでは急いで帰らないと。今すぐ車屋さん行って頼んできますから。あっそれと松浪先生は何で仙台へお帰りになるんですか?

鶴次君、わたしはあともう一日この町で伝道したいんだが、どうだろう今晩御厄介になってもいいかなここに

中河:えっ!本当にここに泊まってくださるんですか?そりゃもううれしいです!

千代:こんな狭いところでよろしかったらわたしどもは喜んで

じゃあそうさしてもらおう。手間をかけてすまないが、もう少しこの町を知っておきたいんだ

中河:はい!いや先生と枕を並べて寝られるなんて・・先生、昔を思い出します

うんそうだね。独身時代の君とよく二人で東北や北陸のほうを伝道で歩いたもんな

中河:あの頃は奥様もお元気で

(表情が曇る)やめたまえその話は

中河:申し訳ありません。うれしさのあまりつい・・

みどり:先生、わたしももう一日お手伝いします

中河:えっ?

みどり:わたしも今夜松浪先生とともにここに泊めてもらえませんか?

中河:いや・・・それはあの・・そんな・・

おっかさんがお待ちだろ?

みどり:ああ、あれは嘘です。用事なんかないんです。先生お願いします。わたしも今晩ここに泊めてください

これはもうみどりさんが伝道目的でなく、松浪先生と一緒にいたい時間を多くしたいから💗という魂胆が見え見えですね(笑)さすがに、同じ屋根の下で枕を並べるとはならず、おりんちゃんの家に泊まるわけですが、このシーンから後はおりんちゃんの家の夜に終始して、中河家における松浪先生の夜を(なんじゃそらw)描いていないのが残念(´Д`)

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