
ともに始祖を天穂日命(アメノホイノミコト)にし、南北朝時代まで同じ氏族(出雲国造家)でしたが、やがて千家家と北島家に分かれ平等に祭祀職務を分担されていましたが、明治に入り、千家家が出雲大社の宮司として現在まで続いています。
千家家(せんげけ)
鶴山を背にし、出雲大社の宮司家として立派な風格を保っています。
神楽殿
代表的なものはやはり「神楽殿」でしょう。

昭和56年に拡張する形で建て替えられ、現在は270畳の大広間において、様々な祭事行事が行われています。そして正面の大注連縄は長さ約13メートル、その立派な大しめ縄の真下にて拝礼させていただきます。
写真のとおり、拝殿前も広大で、建物も大きくて立派。そういう圧倒感は人が少ないほど大きく感じられますね。今度訪れる時は後ろにある千家家由来の社も巡らないといけませんね。
国旗

神楽殿の画像の右端に写っているのが国旗の支柱です。
高さは47メートル、畳75畳分。この国旗もとても立派なものです。
47メートルというのは、本殿のかつての高さが48メートル。まさに古代の本殿はこれくらいの高さがあったんですね。
金比羅宮

御祭神の大物主神はいろいろな説があるようですが、ここでは大国主大神の別名となっています。また、四国・香川県の金比羅宮の御祭神でもあり、金比羅宮の出雲分社という位置づけでもあります。
(御分霊をこちらにお迎えしているのですね)

祓社(はらえのやしろ)
こちらにも本殿への参道にあった祓社と同じ神様を祀った社があります

6:00~20:00(3月~10月)
6:30~20:00(11月~2月)
※御朱印授与も同時間です
滞在時間
約10分(今回は神楽殿のみの参拝で裏社には行きませんでした)
北島家
千家家からですと、一度本殿前を横切る形で進み、趣のある「真名井社家通り(旧参道)」に出ます。
しばらく歩いて左側に見えてくるのが北島国造館の門です。

御神殿

門をくぐり左前方に見えるのが御神殿になります。
こちらではいつも神前結婚式が執り行われているイメージがあります。
(過去2回参拝させていただき、両日とも結婚式が行われていました)
さすがに今回は平日の朝早くでしたので、ひっそりとしていましたが。
パワースポット~御三社~

三社とは
左から稲荷社(宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ))
中央が天穂日命社(天穂日命(あめのほひのみこと))
右が荒神社(三宝荒神(さんぽうこうじん))
から成っています。
以前行った時は特に感じるものはなかったのですが・・・
参道を進むにつれて何かに包み込まれるような、
分かりません、文章で表現しきれません・・・
するとまたまた涙が溢れ出し、拝ませていただいた後は、とても人様に見せられないような顔になっていたことでしょう(^-^;
隣の天神社も含め、神楽殿側に対して見た目の荘厳さはないですが、エネルギーに関してはこちらの方が強く感じました。(あくまで個人的な感覚です)
天神社(てんしんしゃ)と亀の尾の瀧のエネルギーを感じよう


御祭神は少名毘古那神(すくなひこなのかみ)で、境内奥の滝前にある小島に社があります。
案内を見ると、出雲大社の摂社・末社ではなくなぜかこの邸内社にお祀りされておられると、確かに大国主さまとご一緒というイメージがありますからね。
ここも滝(亀の尾の瀧)のエネルギーも含めて強いところだと思いました。
またここでも涙が止まらない私(^-^;
朝日が心宇池に射し込み、それがお社に反射してお社がキラキラしているのですよ・・・
こんな光景はなかなか見れるものではありません。
菅原道真公ゆかりの地の天満宮

菅原道真公は出雲国造家の血をひかれているということで、この地にもお祀りされています。
この北島家の邸内も、参拝させていただいている間一般の方は誰も訪れず、ここでも勿体なく贅沢な時を過ごさせていただきました。ありがとうございます。

8:30~17:00
※御朱印の受付時間は9:00~16:00で、大門横の社務所にて授与できますが、開いていない場合は神殿横の祈祷受付所にての授与となります。
滞在時間 約15分
公式サイト
千家國造館
北島國造館
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