昔に還ることのできる場所~旧大社駅~

大社駅 おでかけ

出雲空港からレンタカーを借り、そのまま稲佐の浜にいくのも早いと思ったので、以前から気になっていた「旧大社駅」を訪れてみることにしました。

 

和風駅舎の最高傑作

駅舎は明治45年(1912)に国鉄大社駅の開通により開業され、大正13年(1924)2月に新たに改築されました。

出雲大社の門前町にふさわしい、純日本風の木造平屋建てで、和風趣向の際立つ建物です。

JR大社線は、平成2年(1990)3月31日に廃止され、その後旧大社駅舎は平成16年(2004)国の重要文化財に指定されました。

出雲観光ガイドより

ここはかつて出雲市駅とつながっており、東京、名古屋、大阪からも直通電車が来ていたそうですね。さすが出雲大社の吸引力はスゴイです。
ただし、国鉄が民営化になって比較的すぐに廃止されたところをみると、元々が赤字路線で採算が合わなかったのでしょうね。周囲の環境を考えると、出雲大社からもっと近い距離に一畑電車の電鉄出雲駅がありますし(1930年開通)、人々の移動が汽車から自家用車・バスへと転換していきましたから。出雲大社から徒歩20分というのも、接続のバスはあったでしょうがやっぱり遠いなあと思いますよね(^-^;

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アクセス

徒歩で 出雲大社から約20分
     一畑電車「出雲大社前駅」より約13分

バスで 出雲市駅より「出雲大社・日御碕・宇竜」行き「旧JR大社駅」下車、徒歩1分
     出雲市駅より「大社線(南原経由)」「ショッピングタウンエル」下車、徒歩3分

自動車で 出雲市駅より車で15分
      出雲空港より約35分

開館時間 9:00~17:00(年中無休・入館料無料)
〒699-0722 島根県出雲市大社町北荒木441−3
TEL 0853-21-6588
駐車場 約150台(無料)

国の重要文化財である駅舎

夕日に照らされてさらに立派な威厳がただよっています

訪れたのがちょうど16時半ごろでしたが、これを撮っている右側の駐車場には車が数台程度。
観光客がちらほらいらっしゃる感じで、改札の中では子供たちがボールを使って遊んでいて実にのどかな雰囲気です(*^^*)

京都でも民家の大きさでこういう風情の家はありますが、駅としてのこのような大きな建物はなかなかないですよね。ここにいるとなんだかタイムスリップした気持ちになります。

駅舎の正面右側にある臨時改札。昔の利用客の多さがうかがえます

ノスタルジックな駅舎内

右奥の部屋が一、二等待合室。撮影場所は三等待合室です。左側は出札室です

中に入るとさらにノスタルジック。
でも自分の記憶の中にどこか昔こんな感じだったなあなんて思ったりするんですよね不思議と

平成の時代まで使われていた発車標

1、2等の待合室にはこれまでの歴史が書かれてあったり、使用していたものの展示などミニ資料館でした

改札を出ると

駅舎は古いのですが、プラットフォームは意外にもそれほど古さは感じられない感じ。
少し整備さえすれば、すぐに使用できる雰囲気です。

どこか懐かしさが漂うプラットフォーム
こういう文字並びも懐かしいですね
鉄板に兎が刻まれているのがほほえましい

D51型蒸気機関車(デゴイチ)

弥山を背景に

実際大社線を走っていた蒸気機関車で、かつて出雲大社神苑内にあったものがこちらに移設されたようです。角度によっては今から蒸気出して走りそうな雰囲気です

今にも走り出しそう・・

まとめ

夕日が沈むまでの合間を埋める時間で立ち寄りましたが、人がほとんどおらず静かに見学することができました。廃れている感じはなく、手入れが行き届き最盛期当時の「格」がそのまま残されています。駅舎全体の保存はなかなか大変なことだとは思いますが、しっかり残して後世に伝えていってほしいものです。

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