2008年は長くなりそうなので、2つに区切りました。
11月に入り、いよいよ今月末に「ジュリー祭り」in大阪ドームが開催されます。その前の11月3日、「今日は一日ジュリー三昧」というNHK-FMラジオでなんと12時間ひとりでしゃべりっぱなしという企画でした(驚)
今のようにネットラジオの時代じゃないので、ラジカセから出てくる音声をどうやって録音してデジタル化できるか、調べてなんか高い機械買いましたし(笑)録る場所にしても途中で遮りがないように仕事場の絶対ここは誰も来ないだろう、って場所に設置して仕事の合間にひそっと訪れて確認したりして、いい思い出です(笑)
護られているI LOVE YOU
その中で、もう終わりのほうですよ。2008年のアルバムの中に「護られているI LOVE YOU」という曲をかける前に語っておられて、その内容が当時のわたしの感情に非常にリンクしているもので、ジュリーはもちろん自分のこととして語っておられるのですが、なんだか自分のことを代弁してくれている感覚になりました。
僕の歌には「護られる」という曲がけっこう多いんですよね。僕はどちらかというと特定の宗教はないんですが、まったくそういうのは日本人的でクリスマスも大好きだし正月も大好きだし節分も大好きだしみたいな。何かにつけてすごく酒を飲むという性なんですが。でもよくあるんですよね。そう思えること自体がシアワセなことだし、かといってそういう人ばっかりじゃないと思うんだけど、思いようですよね。よくあるのに「大難を小難に小難を無難に」という言葉があって、難がないのが一番いいんですけどそういうことって必ずしも自分で一生懸命護ってても護れないことってありうるんだけどなんか紙一重で護られてきているなあと思えることがよくあるんですよね。
その後も「たとえば接触事故とか・・・」とか「車が大破したことがあったけどこれだけですんだ」とか、言われることがもうリンクしまくりで驚いてしまうほどでしたが、もう当時のわたしはウンウンとうなずきながら涙流して聴いてましたよ。わたしもね、事故当時、自分の命云々よりも、列車の遅延とちょうど通りかかった車に飛んできたものが当たってキズを作ってしまったことはあったものの、人を傷つけることがなかったというのが何よりの安心材料で、本当に「ああ、あんな事故起こしておきながらこれだけで済んでよかった」って本当に思いましたもの。同時に自然とジュリーと同じような考え方ができてたんだなあという自分はエライって思っちゃいましたしね(笑)
ジュリー祭りin東京ドーム
そして、2度にわたって開催された「ジュリー祭り」
今のわたしなら大阪も絶対参加していたでしょうが、当時は仕事場が冬の蟹シーズンまっさかりでしかも祝日、こんなの休めるハズないと最初から申し込まなかったんですよ。でも東京ドームはそんなこといってられないと(笑)忙しい最中3日間も休みとって田舎からジュリーのファンになって初めて東京に行きましたとも。
それでホテルもドーム近くのビジネスホテルにしたので、前日にこうやってドームまで行ってきて寒風吹く中ひとり感慨にふけってたりして(笑)わたし的には当日よりもむしろ前日のこの感覚のほうが強く印象に残ってたりしています。当日はもうワーワーやっているうちにあっという間に終わってしまったわーという感じだったので。
それでも当日は晴天で、ほんとうにすがすがしくって、もう親戚の子が晴れ舞台に立つ・・・あ、まだこの頃はそんな感情までいってないか、憧れと尊敬の念で沢田研二さんの晴れ舞台に参加させていただくという気持ちだったんじゃないでしょうか。
80曲を休憩はさみながら6時間半、全然しんどくならなかったですよね。不思議と
歌を聴きながら、やっぱり思うのはこうやって生きてここに来ているという感謝。あの時死んでたら、そりゃ幽霊でやってこれたかもしれないけど、生きて観れるほうがそりゃいいでしょうよ。席も当時のジュリ友さんに頼んでいただいた分なんですが、一番端っことはいえ最前列。サイドに来られたジュリーをしっかりと目に留めさせていただきました(とはいえそれでもかなり距離がありましたが(^-^;
ジュリーは大阪より東京のほうが調子がイマイチだったようなことを後でおっしゃってますが、そんなことは微塵も感じさせない全力投球のステージで、ジュリーもスゴイけど、客席のファンもすごいっていうね(驚)失礼ですが50代の方が主なわけですよ。それなのにあの手拍子の揃いぷりというか、パワフルさ。本当にスゴイです!そして思ったのはジュリーは大きなステージがとっても似合っているということ。大きければ大きいほど観客が多ければ多いほどそのエネルギーを受けて無限に輝くことができる御方なんですよね。
(だから今度こそさいたまスーパーアリーナは満席でお願いします!)
ジュリーによって、ファンによって夢の中へ連れていってくれたステージはあっという間でした。。
2008年はジュリーにとってもターニングポイントであったでしょうし、わたしにとってもファンになってさらに何かが変わったと思える一年でした。
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